炭水化物の食べ過ぎで死亡リスクが高くなる?!脂質は摂っても心配ない?

権威のある医学誌「ランセット」に掲載された論文が話題になっていると、東洋経済オンラインの記事で読みました。

東洋経済オンラインによると

要点をいうと、「炭水化物の摂取量が多いほど死亡リスクが高まり、脂質の摂取が多いほど死亡率が低下する」という内容。

この論文は、カナダ・マックマスター大学のMahshid Dehghan博士らが報告したもので発表されたところが医学界でも権威のあるランセットという医学雑誌だそうなので信ぴょう性は確実です。

しかも、追跡調査されたのが五大陸18か国の35~70歳の人々、13万5335例なので人種的な偏りもありません。(2003年1月1日時点で35~70歳の13万5335例を7年以上も追跡調査しています。)

論文の要旨は下記のとおりです。

①炭水化物摂取量の多さは全死亡リスク上昇と関連
②総脂質および脂質の種類別の摂取は全死亡リスクの低下と関連
③総脂質および脂質の種類は、心血管疾患(CVD)、心筋梗塞、CVD死と関連していない
④飽和脂肪酸は脳卒中と逆相関している。

油物たべても心臓疾患と脳卒中になりやすいわけじゃない、ということですよね?

日本ではバランスよく食べましょうと推奨され、中年以降は油の摂りすぎはコレステロールの原因になるという認識が高いですから、この結果には戸惑う方もいるでしょうね。

しかも、ちょっと意外だったのは、飽和脂肪酸を多くとると脳卒中の確率は下がるというところ。

こういう記事を読むと、積極的に肉類を食べようとする行動に出る人(自分)がいるので、さらに調べてみました。

飽和脂肪酸摂取と循環器疾患発症の関連について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループに参考になる記事がありました。

簡単にまとめると・・・

飽和脂肪酸を食べる量が少ないグループで脳卒中のリスクが上昇

>>やはり、肉類、乳製品は多い方がいいのか?

飽和脂肪酸を食べる量が多いグループで心筋梗塞のリスクが上昇

>>おぉ、やはり多すぎるのもいけないんじゃない!

心筋梗塞のリスクが高まるなら、やはり食べる量を増やすのは危険ですよね。

では、どのくらいの量を食べるといいのか?疑問に答えてくれる文章がありました。

健康体の場合だと思いますが、例として牛乳を毎日コップ1杯(200g)、肉を2日に1回(1回につき150g程度)飽和脂肪酸としての摂取量が1日に20g程度が良いそうです。

この程度なら食べていますよね?ならば制限するのは炭水化物ということですね。

 

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